日本で言う結婚式とは、挙式と披露宴を合わせた意味を指すことがほとんどです。
その挙式には色々な種類があるのはご存知ですか?
結婚式を迎えるにあたって話し合うべきポイントはいくつもありますが、今回は「挙式」のスタイルの違いについて紹介します。
教会式
おそらくみなさんがイメージしやすい、最も一般的な挙式スタイルです。
キリスト教式と呼ばれてることもありますが、キリスト教の信者でなくても行われることはよくあります。
バージンロードを新婦と新婦の父があるき、新郎へ手を渡す。
そして牧師先生または神父に誓いをたてます。
大体15分〜20分程度かかります。
結婚式場のチャペルによっては、キリスト教が会場の雰囲気にぴったりの場合もあるでしょう。
挙式会場を見学してからどの挙式スタイルにするかプランナーと相談してみても良いかもしれません。
オリジナリティを出すなら
挙式中に聖歌隊が賛美歌を歌うことが多いですが、ここにゴスペルを取り入れることも可能です。
また、入場時に子供の演出を取り入れることもできます。
リングを持たせたリングボーイorガールと一緒に、新郎が入場。
フラワーを持たせたフラワーガールと一緒に、新婦・新婦父が入場。
ペットが大好きなら、ペットに演出を手伝ってもらうこともできるでしょう(例:リングドックなど)。
子供の演出は盛り上がる反面、子供の年齢によっては挙式前にぐずってできなくなってしまったり、予期せぬ事態も起こり得るので気をつけましょう。
人前式
列席者(人)の前で誓う、という意味の人前式。
教会式は誓う相手が牧師先生または神父ですが、人前式では誓う相手が列席者になります。
誓いの内容をゲストから言ってもらうこともでき、ゲストとの一体感を楽しめます。
内容にもよりますが、大体10分前後かかります。
最近取り入れられることが多くなってきたスタイルなので、年配の方には馴染みがないかもしれません。
事前に両親や家族には説明しておく必要があるでしょう。
こちらは「挙式会場」という施設で行わなくても成立するので、場合によっては会場費がかからないというメリットもあります。
挙式会場で行う場合も、教会教式に比べ人件費がかからないので、リーズナブルな場合がほとんどです。
オリジナリティを出すなら
たとえば、
「ずっとずっと愛し合うことを誓いますか?」「誓います」
「これから毎日朝ごはんを一緒に食べることを誓いますか?」「誓います」
など、フランクな内容にもできますし、もちろん形式張った内容にもできます。
自由度が高い、という点ではオリジナリティを求める人にもぴったりです。
子供の演出はこの形式でもよく取り入れられています。
神前式
本格式なら神社で行われる、日本古来からの挙式スタイルです。
白無垢を着る和装スタイルなので、「和」の結婚式がしたい方はこの挙式スタイルがおすすめです。
式場やホテルの神殿でも、場所によっては可能です。
独特の所作がたくさんありますが、斎主や巫女さんが手取り足取り説明してくれ、式中もきちんと指示を出してくれます。
挙式を和装スタイルの神前式で行い、披露宴前にお色直しをして洋装にチェンジすることも可能です。
ニイ教授からのワンポイントアドバイス
まずは式場見学に行ってみて、挙式スタイルを決めるのが良いでしょう。
関東だと新宿、銀座、立川、横浜、大宮、千葉に店舗があります。
どこも駅から近く、火曜定休ですが、平日なら11:00~20:00、土・日・祝なら10:00~19:00まで営業しています。
写真や予算から式場検索ができるので、様々な条件からお気に入りの式場をしぼりこめるでしょう。
写真で見るのと実際に見るのでは全然印象が違うので、ぜひ式場見学に行ってみてください。
(Photo by:Beautiful Lasso Wedding Pose by Amber & Eric Davila, on Flickr)
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