2014/08/15

健康

30歳になる前に知っておきたい喫煙のリスク

皆さんは喫煙のリスクについてどれほどご存知ですか?

多くの方が、「肺に悪い(のかな)」、「寿命が少し短くなる(のかな)」、「健康によくない(のかな)」といった認識かと思います。

あるいは、全く気にしていない方も大勢いるかと思います。

ストレス発散、口の寂しさの解消、かっこいいなどを理由に喫煙している方がほとんどだと思いますが、喫煙は思っている以上にリスクを伴います。

特に、20代の若いうちからの喫煙は、その後の人生を大きく変える可能性まであります。

今回は、そんな喫煙に関するリスクについて述べていきたいと思います。



喫煙による4つのリスク

周知のことかと思いますが、喫煙には、様々なリスクが伴います。

厚生労働省が運営している「最新たばこ情報」によると、喫煙によるリスクは「依存性」、「急性影響」、「慢性影響」、「受動喫煙の影響」の4つが存在します。

①依存性

WHOの国際傷害疾病分類第10版(ICD-10)において、たばこの使用は「精神作用物質による精神および行動の障害」に分類されています。

喫煙によって「イライラする」、「集中力が続かない」、「気分が落ち込む」、「不安を感じる」などの禁断症状が出てくるので、日常生活に悪影響を及ぼします。

②急性影響

タバコに含まれているニコチンの薬理作用により、中枢神経系の興奮が生じ、心拍数が増加し、血圧上昇するなどの急性的な影響があります。

また、知的作業の能率が低下するなどの影響もあるようです。

③慢性影響

テレビでも雑誌でも言われていることですが、喫煙は寿命を短くします。それは喫煙によって引き起こされる健康影響によるものです。

どの程度寿命が短くなるのかと言うと、国や研究者によって少し幅はありますが、喫煙者は非喫煙者と比べ、3歳から10歳ほど寿命が短いということが分かっています。

④受動喫煙の影響

タバコは、喫煙をしているその人だけでなく、その周りの人にまで影響があります。

特に妊婦の喫煙は、流産、早産、死産、新生児死亡のリスクなどが高まります。また、出産後の喫煙によって、幼児の呼吸器症状や肺炎を引き起こす可能性があります。

以上が、喫煙によるリスクです。

喫煙は多くの方が思っている以上にリスクが伴うので、しっかりとリスクを把握しておきましょう。



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