2015/08/18

転職

仕事辞めたいから転職、という考えでは転職活動は成功しない。

転職活動の成功

誰でも一度は「仕事を辞めたい。とっとと転職したい。」と思うときがあるでしょう。
ですが、ただ辞めたいという理由で転職に踏み切って本当によいのでしょうか。
いいえ、ただ辞めたいという気持ちだけで辞めてしまうと転職活動はうまくいきません。

その理由を説明するとともに、どうすれば転職活動が上手くいくか説明していきますね。





感情的だと冷静な判断ができていない場合がある

人間は感情的になっているときは、冷静な判断がしにくいです。
そういった時は、ただ辞めてしまうことに集中し、転職した後、自分がどういう仕事をしたいのか、どんな風になっていたいのかが明確に描けなくなっている可能性が高いのです。

もちろん、「辞めたい!」と強く思ってしまうような厳しい場面や状況に直面する時はあるでしょう。
けれど、「短気は損気」と言う言葉のとおり、どんなに厳しくても、一旦グッとこらえて、まずは冷静になるように努力してみましょう。

また、周囲に相談するのも1つの手段です。
もし会社の同僚など身近な知り合いに相談しにくい場合には、キャリアコンサルタントに相談しましょう。
たとえば、マイナビエージェントですと、専任のコンサルタントがつき、転職相談から企業紹介まで一括でサポートしてくれます。
もちろん転職すると決めておらず、まずは相談といったスタンスでも大丈夫ですので、身近な知り合いに相談しにくい場合には、キャリアコンサルタントに相談するのが安全かつ的確なアドバイスをしてくれるためお勧めです。





自己分析が十分にできていないと転職後も同じ過ちを繰り返す

転職をしたい気持ちはあっても、自己分析が出来ていないと意味がありません。
自分自身は何が得意か不得意か、どんな経験をしたか、どんなスキルがあるか、等々、きちんと論理的に説明できますか?
ただ辞めたいという理由で辞めるケースの場合、恐らく自己分析がきちんとできていない可能性があります。

自分を分析せずに、転職に踏み切ることは大変危険です。
なぜなら、自分の立ち居地をしっかり認識していないと、自分が望んでいない仕事に付いてしまう危険性があるからです。
転職しても結局、前の企業のほうがよかった、なんてことになりかねません。
同じようなことを繰り返さないためにも自己分析はしっかり行っておきましょう。




キャリアビジョンを見据えた転職計画がなされているか

あなたには、5年後、10年後、自分がどうなっていたいかというキャリアビジョンが描けていますか?
キャリアビジョンがしっかりあると計画的に転職活動を行うことが可能となってきます。
○○歳までに、こういうスキルや経験をもち、こういう職位についている、さらに○○歳では~~、というように計画をたてましょう。

ただ辞めてしまう、ということは、恐らく「とりあえず」辞めてしまうということではないでしょうか。
目的意識無く転職をしてしまうと、また少し嫌なことがあると、辞めたくなってしまいます。
きちんとした目的を持ち、計画的に自分のキャリアを考えれば、転職は成功させることができます。




転職は慎重にやるのが大事

やりたくない仕事を毎日しなくてはならない、行きたくない会社通い続けるのは、辛いことだと思います。
ですが、間違っても、会社を辞めてから転職するようなことは避けてください。

すぐにやりたい仕事が見つかればよいですが、なかなか決まらなかった場合、金銭的に困るだけでなく、精神的に追い詰められ、切羽詰って、普段以上に冷静に判断できなくなってしまいます。
結果、今やっている仕事よりも望まない仕事に就いてしまいかねません。

まずは、転職先となる企業の目星を転職サイトで見つけるか、キャリアコンサルタントに企業紹介をしてもらうか、などの準備はしておきましょう。
定番ですが、「リクナビNEXT」でどんな企業があるかチェックしておくことは転職イメージが湧きお勧めです。

転職は慎重にやることが一番重要です。
焦らずにまずは情報収集することから始めてみてください。



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