転職活動を進めていく際にこれまでの転職回数が多いと、印象が悪いのではないかと気になってしまいますね。
転職回数が多い時の面接でのアピール方法について紹介していきましょう。
関連職種であれば良いアピールになる
これまで転職してきた会社の業種や職種が一緒の場合にはあなたが自分のその道を極めてきたことの証明になります。
業種が一緒で違う職種に転職したい場合でも、他職種の仕事経験があることはアピールになり、その経験を希望の職種にも活かしていきたいと伝えれば前向きな印象を与えることができます。
職種がずっと同じなのであれば、自分の仕事の幅を広げるため、●●のスキルを身に付けるためと言えば筋の通った転職理由にもなります。
その際にこれまでの会社ではここまでの範囲しかできなかったが、希望の会社では●●の仕事も経験できるのでキャリアップのために転職したい、というように具体的に理由を告げると良いでしょう。
これまでの経歴に自信を持つ
転職回数が多いということで、あなた自身が気遅れしていることはありませんか?
どの会社でも仕事に頑張って取り組んできた瞬間があり、そこで身についたものもたくさんあるのではないでしょうか。
これまでの経歴を自分で否定することなく、自信を持って新しい会社での抱負を面接では語って下さい。あなたが堂々としていれば、面接官も前向きに転職に取り組んでいるように伝わるでしょう。
どこの会社でも嫌なことばかりあったので、そこから逃げるために転職をしたいという流れの話にはしないように気を付けましょう。
今までの会社ではこんな仕事も頑張ってきたが、今度はこんなキャリアを積みたいからという前向きな理由を転職理由として伝えられると良いですね。
退職に正当な理由があれば悪い印象ではない
転職回数が多い場合には、前の会社の退職理由なども面接で聞かれる機会は多いものです。その際には以下のような後ろ向きの理由は伝えないようにしましょう。
- 人間関係が合わなかった
- やりたい仕事ではなかった
- 残業時間が多すぎた
- 会社の仕事の方針が理解できなかった
- 身につくスキルが限られていた
- 待遇や勤務条件が合わなかった。
これらを前向きな転職理由として言い換えると以下のようになります。
- コミュニケーションの幅を広げるために違う環境で仕事がしたかった
- 〇〇の仕事がやりたくて転職した
- 自分に無理のない勤務条件で働くために残業がない会社への転職を考えた
- 御社の●●の方針の元で仕事をしていきたいと思った
- もっと●●のスキルを身に付けるために転職を決意した
- 自分が長く働ける条件のところで腰を据えて仕事をしていきたいと考え、転職した
このように、物は言いようで、後ろ向きの理由での転職であっても言い方を変えれば前向きな転職理由になります。
退職理由を語る際にはぜひ前向きな表現に変えて話してみて下さい。
後ろ向きの理由での転職を話すとまた嫌なことがあると退職するのではと思われる可能性がありますが、前向きな退職理由を話すと仕事へのやる気や熱意を伝えることができますね。
自分が一番気にしないことが大切
今の時代は転職回数が多い人は少なくありません。
転職回数が多いから悪い印象を与えるのではないかと卑屈にならずに、堂々と面接を受けましょう。
その際もキャリアアップや希望の仕事に就くためなど前向きな表現での転職理由を心がけ、後ろ向きの退職理由は話さないようにしましょう。
あなたの心意気次第で面接官に与える印象もかなり変えることができるということを覚えておいて下さいね。
また、実際に転職をするときには、どの転職サイトを使うかが大事です。以下のサイトも併せてチェックしてみてくださいね。
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