社会人になると将来のキャリア設計や転職のことを考えて資格取得について興味を持つ人も多いでしょう。
よく宣伝されている資格の学校には入っていた方が良いものなのでしょうか。
資格の学校の必要性について考えてみました。
資格の学校に入ると合格率が上がるケースは多い
資格の学校ではその資格を取得するために必要なカリキュラムが研究されています。
独学では覚えるべきポイントや問題の傾向が掴めない部分も、資格の学校で勉強をすることにより確実な勉強をすることができます。
実際に合格率10%を切るような難関な国家資格でも、資格の学校に入っている人では6割ほどの人が合格している場合もあります。
確実に合格をしたい人、何年か独学でやってもうまくいかなかった人は資格の学校を検討するのはありと言えそうです。
資格の学校に入るメリットは多い
資格の学校は講座によっては料金が10万円を超える場合も多いですが、メリットも多くあります。
学校では自習室があり、落ち着いた環境で勉強をすることもできますし、家ではなかなか勉強する気持ちになれなくとも学校に行くことでモチベーションを維持することに繋がります。
期間の長い講座などでは同じ目的を持った友人ができる場合もありますし、他の受験生がどれだけ勉強しているかを目の当たりにすることもできます。
他の受講者の必死な勉強の姿を見て刺激を受けることも資格の学校に通うことの醍醐味です。
高い料金を払った分だけ得られるものはそれなりにあります。
通信ではなく学校に入る必要はあるのか?
同じ資格でも通信教育と通学の形態の方法が存在することも多いです。
講座の内容がそんなに煩雑でなければ通信の独学でも十分合格できる可能性は高いですが、難関資格の場合には実際に講座を受けて講師の説明を聞いた方が理解に繋がることも多いです。
講座によってはWEB講座やDVD講座などもありますので自分に合った方法を検討してみるのも重要です。
最近では無料体験講座などが開かれている場合もありますので、興味がある場合には積極的に活用してみるようにしましょう。
それでも、中には詐欺まがいの教材を販売するところもあるいので受講の際には、怪しい業者ではないのか見極めて決めることも大切ですね。
短期間の資格習得は不要、長期間であれば通うメリット高め
はっきり言って、通うことで合格に向けて損することはありません。
損するのは「授業料」だけですので、お金に余裕があるのであれば是非通いましょう。
ですが、もちろんお金の無駄遣いはしたくないと思いますので、現実的な話をすると、
- 短期間で独学で学べる、モチベーション維持ができるのであれば資格の学校は「不要」
- 長期間で独学で学ぶのは遠回りになる、モチベーション維持が難しい場合には資格の学校は「必要」
と考えています。
もちろん受ける資格によっても様々ですので、まずはどんな資格があるかチェックしてみてはどうでしょうか?
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