新卒で入社し数ヶ月が経過すると、「待遇面で話が違う」、「仕事が上手くいかない」などと失望したり悩むことがあるかもしれません。
原因は自分なのか、それとも会社や周りにあるのかでも悩みへの解決策が変わってくるでしょう。
そこで今回は、新入社員が会社を辞めたいと思ったときに伝えたいアドバイスをご紹介します。
会社辞めたいと思ったときに伝えたいアドバイス
「報告・連絡・相談」(ホウレンソウ)を徹底しよう
「報告・連絡・相談」(ホウレンソウ)は社会人としてとても重要です。
まずは、このホウレンソウ、特に「相談」がしっかりできていますか?
会社を辞めたい、と思ってしまう人の多くは仕事のミス、不明点をどうすればよいか分からず自分で抱え込んでしまうのではないでしょうか。
我慢できなくなったときに爆発してしまい「もう辞めたい!」となってしまいがちです。
ホウレンソウの「相談」というのは、このような悩みを解決するために必要なのです。
自分がミスしやすい部分がどの部分か、どんな風に難しいのか、どうだったら出来そうか? などを考えて、上司に相談してみましょう。
「自分が分からない状態を人に伝える」ことが出来れば、それだけでも成長に繋がります。
ぜひ、まずは積極的に周囲に相談していきましょう。
マイナスの感情こそ、エネルギーに
新入社員の方が「仕事がうまくいかず、落ち込んだ」、「仕事のミスで上司に怒られた」などマイナスの感情になってしまうことはよくあることでしょう。
しかしプラスの感情で心が満たされてしまうと、人は誰しもリラックスしきってしまいますから、むしろ仕事のパフォーマンスは落ちがちです。
「悲しみ」や「怒り」といったマイナスの感情をうまく使っていかないと、仕事のアウトプットは上がっていきません。
つまりマイナスの感情も上手に扱えるようになると、自分を動かすエネルギーにしたり、モチベーションに繋げることができるのです。
「頑張る期限」を設定しよう
「仕事が難しいから辞めたい」と思っている人はこの方法がおすすめです。
1度落ち着いて気持ちを落ち着けるためにも、「ここまで頑張っても状況が良くならなかったら辞める」という期限を設定しましょう。
困難な状況になったとしても、「この日までの辛抱」だと考えれば気持ちが少しはプラスになりませんか。
仕事に取り組んでいる間に、状況が好転する可能性も大いにあります。
「これだけはやり切った」というほど夢中で頑張れば、自分への自信や成長に繋がりますね。
中途半端に逃げても、同じ失敗を繰り返す
社会人経験を積むのは、新入社員であれば誰だって初めての経験です。
仕事が面白くない、やりがいがない、給料が安いなどを含めた「中途半端な理由」で退職しても、同じ失敗を繰り返してしまいます。
一度覚悟を決めて、全力で仕事をする姿勢を持ち、また自分に何ができるのかをとことん追求しませんか。
いつまでも存在しない「理想の仕事や職場」を求めても終わりはありません。
幸せな働き方は自分自身で手に入れるしかありません。
全力で無我夢中で仕事に取り組んでみるのもアリかもしれませんよ。
一歩一歩成長していく、自分をイメージする
新入社員は見習いの状態ですから、叱られる毎日で仕事を辞めたくなることは誰だってあることです。
しかしそんなときは、一歩ずつ仕事を覚えて成長していく自分自身をイメージすることです。
新人時代は何も分からないのは当たり前ですし、初めて挑戦することが多いです。
仕事に慣れて、仕事ができるようになり、これまでの自分を振り返ってみると、新人時代の苦労さは全然困難と感じないものです。
つまり、新人時代は新人だからこその時期で、それは避けて通れないものなのです。
どんな一流のビジネスマンでも新人時代はあり、皆さんと同じ苦労を重ねてきています。
先輩方に追いつくためには、苦労したり努力することは大切です。
さいごに
今回は、新入社員が会社を辞めたいと思ったときに伝えたいアドバイスをご紹介しました。
新人時代は誰だって仕事について悩んだり、つまづいたりする時期です。
これらのアドバイスがを踏まえ、みなさんが新入ならではの時期を乗り越えていくことを願っています。
(Photo by:Businessman by vlczak11, on Flickr)
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