初めて転職したいと思うのは在職中であることがほとんどではないでしょうか。
それでも在職中のために度々面接で休むのも大変ですし、在職中に転職活動をするのか退職してから転職活動をするのかは迷ってしまうところですね。
在職中に転職活動をする際の注意点について説明していきましょう。
休むのは最低限にする
転職活動を進めていく上で面接に行くのは避けられませんが、大抵仕事のある平日に行われるのが普通です。
それでもすぐに転職先が決まるのかも確実ではないですし、在職している会社での心証を悪くしないためにも、できるだけ面接のために休む回数を増やさないように工夫しましょう。
手当たり次第に面接を受けるのではなく、本当に入社したいと会社のみに応募をし、休むときも可能であれば半休で済むようにしましょう。
転職エージェントに依頼をすれば自分の希望や経歴に沿った非公開求人を厳選して紹介してくれるので、応募先企業も絞られて効率が良いです。
また、会社によっては在職中である応募者に考慮して面接を平日の遅い時間や土日に設定してくれる場合もありますので、できるだけ在職中の仕事に穴をあけないようにしましょう。
退職するつもりの会社であっても、社会人として現在の職場に迷惑を掛けないようにするのは社会人としてのマナーです。
転職活動中であることは公表しない
転職活動を始めたからと言ってすぐに転職先が決まるとも限らないですし、退職するのがいつになるのかはまだわかりません。
自分が転職活動をしていることはできるだけ周りにも言わないようにしましょう。
一緒に仕事をしている同僚も辞めるつもりの人と仕事をするのはいい気持ちがしないものです。転職先が決まり、辞める時期が明確になるまでは自分が転職するということは社内の人には言わないようにしましょう。
かなり親しくしている人にも転職先の目途がある程度ついてからでもよいのではないでしょうか。
入社時期は引継ぎ期間を考慮する
転職先の会社が決まった場合に、すぐにでも新しい会社に入社したいと思うかもしれませんが、在職中の会社にもやるべき事が残っているはずです。
理想は会社が後任の人を雇い入れてその人に最低2週間程度の引継ぎができる期間を設けて退職日を決めることです。
転職先の企業の面接でも入社時期はいつ頃になるか必ず聞かれるものですが、引継ぎ期間を考慮して1~2か月後になると伝えておきましょう。
転職の企業は一日も早く入社してほしいと思っているかもしれませんが、そのくらい入社時期が先になるのはよくあることです。
引継ぎのための入社時期が先延ばしになることは社会人としての常識を持っていることにもなるのでそこで印象が悪くなることはありません。今の会社に迷惑を掛けないように退職することを考慮して入社時期を決めましょう。
転職エージェントのサポートを受けて転職活動をする

上でも簡単に紹介しましたが、転職エージェントに転職活動のサポートを依頼するのはお勧めの手段です。
費用はかからず、自分に合った企業探しや企業紹介から、面接日程の調整など、転職活動で発生する業務をサポートしてくれます。
そのなかでもおすすめなのが「マイナビエージェント」。
丁寧な転職サポート、幅広い紹介企業数から、安定した人気と実績がある転職エージェントです。
転職相談をできる相手がいることは転職活動の成功においても大事なので、転職を考えているかたは相談してみてはどうでしょうか。
在職中の会社に配慮して転職活動を進める
誰にでも職業選択の権利があるので、転職活動をすることは決して悪いことではありません。
それでも今の会社でやるべき仕事を果たし、後任にできるだけあなたの持っているノウハウを引き継ぐことは社会人としてのマナーです。
転職活動を進める中でも、退職をする際でも在職中の会社への配慮をしながら転職をするようにしましょう。
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