2015/11/09

キャリア

サラリーマンの平均年収っていくら?今の年収を上げるためにできることとは?

みなさんの年収はいくらですか?
周囲のサラリーマンに比べてどの程度もらっているか、は正直気になるはず。

DODA転職支援サービスに登録した約16万人のデータを元に、正社員として就業している20歳~59歳までの会社員を対象に行った平均年収(額面)の調査結果によると、20代の平均年収は「348万円」、30代は「458万円」、40代は「586万円」だそうです。


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(参照元: 平均年収/生涯賃金(全79業種別) 2014年版|DODA

同資料によれば、20代において、最も多い年収は、300~400万未満で38%、次が300万円未満で31%、400~599万未満が20%、500~600万未満が7%、それ以上が4%となっています。つまり約7割近くが、400万円未満だと言うことです。

あなたの年収は平均に対して高いですか、それとも、低いですか?
今回は、今の年収を上げる方法について考えてみしょう。




1.今の職種、業界の年収がどう変化するか、シュミレーションする

今あなたが就いている仕事を続けた場合、将来どのくらいの年収になるか、業界の年齢別の平均年収や職種ごとの年齢別の平均年収をネットなどで調べてみましょう。こうすることで、今後自分がどのような生活となるのかが見えてきます。

この時、もし、今の年収では足りないと感じたら、何ができるか考えてみましょう。
同じ業界でもあなたが求める年収に近づける職種はないか、あるいは、同じ職種で、異なる業界で転職と言う形を取ることで可能となる方法はないのか、等などです。もちろん、今の仕事で管理職へキャリアアップすることも可能です。

目標がはっきりしたら、それでは、どのようにその目標を達成する方法を考えてみましょう。




2.転職でキャリアアップを目指す

起業はハードル高いし、普段の仕事の年収を上げたい、というときには、転職してキャリアアップを目指すことも手段のひとつです。
会社の成長や年収アップは個人の努力だけでどうにかなるわけではない部分はあり、会社を変えてキャリアアップをすることもときには必要です。

キャリアアップのために転職することは最近では一般的ですし、より上のステージで挑戦していみたい人は転職を考えてみてはどうでしょうか。





3.今勤めている職場で多くの経験を積む

もし、あなたが同じ仕事で管理職になるなどのステップを踏むことで、目指すべき目標の実現が可能なら、提案などして積極的に仕事にチャレンジして、スキルや経験を獲得していきましょう。

管理職になると、事務管理能力がより一掃必要となります。どの仕事も間違いがあってはいけませんが、管理職は業務のアンカー、ラストパーソンです。いかなる理由があろうとも、ミスを見逃してはいけないので、もしケアレスミスが多い場合は、今のうちにしっかりその欠点を直して起きましょう。

加えて管理職の場合、「人間力」が必要となります。上に上がればあがるほど、この「人間力」は欠かせなくなります。
「人間力」とは、対人関係をスムースにこなせるコミュニケーション能力や周りをひきつける「カリスマ性」やリードできる「リーダーシップ」などです。つまり、あなたが部下を持ったとき、周りの人があなたについていきたい、と思えるような、人をひきつける能力のことです。

また、もしあなたの目指す方向が今の職業になく、他の職業に転職しなければならない、もしくは同じ仕事だけれど、他の業界に転職しなければならないのだとしたら、転職する為に必要とされる知識やスキルは何かを転職する前に調べてみましょう。




4.資格や座学を身につける

仕事を通じて実務経験を積むのがもっともよいですが、それが難しい場合は、資格を取ったり、座学を得るなどして、少しでも自分が目指すキャリアに近づける努力をしましょう。特に外部機関の学校などに通うことで、さまざまな会社や業界の人との出会いも増え、書籍などでは知りえない、生の声などを聞きだすことも可能です。

また、縁があれば、こうした人脈を広げることで、転職の機会がめぐってきたり、転職の際に役立つ情報を早くキャッチすることも可能かもしれません。




5.副業、起業という考え方

あなたが一生会社員で終わりたいというのであれば、キャリア形成は、現在勤めている企業での昇進や異動、転職によって成就されます。
けれど、収入を上げるのは、雇われることばかりだけではありません。副業と言うやり方もあります。

また、リスクは伴いますが、起業してありたい自分を実現する、という方法もあります。
40代近くなっての起業の失敗は、なかなかその後の転職活動など厳しい面も出てきますが、あなたがまだ20代や30代前半なら、万一失敗したとしても、その失敗からきちんと学ぶことがあれば、まだ転職が許される環境があります。




何を選ぶかは自分次第

年収が全てではありませんが、生活するうえで最低限の年収は必要ですし、年収が上がって損することはありません。
年収を上げるためにできることがあれば、やってみるのがいいのではないでしょうか。

人生は一度きりです。
悔いのないよう、しっかり自分の目指すべき方向性を今から考え、しっかりキャリアアップをしていきましょう。



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