仕事の悩みを相談できない。
社会人として仕事を進めていく上で、誰でも何かしら悩みが生じるものでしょうが、相談する相手がいるのかどうかは職場環境にもよるのではないでしょうか。
悩みを相談する相手がいない場合、どう対処するといいのか紹介していきます。
社内に味方を作る
仕事の悩みを相談する相手は本当に社内にいないのでしょうか。
いつも怖い上司も、冷たい先輩もあなたが悩んでいると知ったら手を貸してくれるかもしれません。
そのためにも普段から良好な関係を保つための努力をしておく必要があります。
「おはようございます」や「ありがとうございます」、「お疲れ様でした」などの基本的な挨拶は相手の顔を見てできれば笑顔でしっかりと行いましょう。
また、普段も仕事上で迷惑をかけたらきちんとお詫びの言葉を入れたり、フォローをしてもらったらお礼を言ったりするようにしましょう。
ちょっとした気遣いで周りのあなたへの印象もぐっと良くなるはずです。
言葉を交わす機会が増えれば、話しやすくもなっていきますよね。
普段から和やかな雰囲気で話すことができるようになれば、悩み事も相談もできるようになりませんか?
その場合は「〇〇の件で、相談したいのですが、お時間を取って頂くことは可能ですか?」と丁寧に頼んでみましょう。
行政機関に相談する
悩み事の種類にもよりますが、会社がブラック企業であったり、労働条件が厳しかったりすることであなたが悩んでいる場合には行政機関に相談してみるのも一つの方法です。
勤務条件が労働基準法の基準をクリアしていないという場合は労働基準監督署、求人票と勤務条件が違うなどの場合はハローワークがよいでしょう、
匿名でも構いませんので、自分の状況を詳しく相談してみてはいかがでしょうか。
やっていることが明らかに違法なのであれば、行政指導をしてもらえる場合もあります。
勤務条件を適切に守っている他の会社に転職すれば同じようなことで悩まなくて済むという解決策を考えることもできますね。
ハローワークと労働基準監督署の上部機関でもある各都道府県に設置された労働局では「総合労働相談ダイヤル」というものが設けられています。
まずは電話をして解決の方向性を探るのも良いのではないでしょうか。
転職を検討する
今の仕事の悩みは転職をすることで一掃される場合があります。
最近ではあなたの希望や経歴に合った求人を紹介してくれる転職エージェントなどもたくさんあるので、まずは登録をして相談をしてみるのもよいのではないでしょうか。
絶対に解決策がないと感じていた自分の悩みが転職という方法で一気に解決される場合があるかもしれません。
転職をすると、人間関係、給与などの待遇面、残業の対応、休日、などの条件が改善される可能性は多いにあります。
本格的に活動をする気がなくとも転職サイトで求人情報をなんとなく閲覧してみましょう。
他の会社の仕事内容や勤務条件を見ていると、自分にも他の会社で活躍できる可能性があることが見えてくるのではないでしょう。
また、転職に必要な経歴や資格などが見えてくれば、キャリアップのために今自分がすべき目標ができる場合もあります。
今の会社に悩みがあっても「キャリアアップのための〇〇のスキルを身に付ける」という明確な目標ができれば毎日の仕事も頑張れるのではないでしょうか。
転職相談ならマイナビエージェント

実際に転職相談をするとしたら、丁寧でフォローが充実している
転職を検討している段階でも相談可能ですし、自分に合った企業を代わりに探してくれるため、普段だと知れない企業や業種と巡り合えることができます。
無理に今の職場で働くのではなく、新しい職場を検討してみてはどうでしょうか?
黙っていても問題は解決しない
自分の仕事の悩みは、あなたが黙っていては誰も何もしてくれず、解決することはありません。
周りに相談してみる、行政機関に電話をしてみる、転職を検討してみる、など自分にできそうなことでも良いから一歩前進してみましょう。
何らかの解決の糸口が見えてくれば、気持ちも楽になるはずですのでまずは何らかの行動を起こしてみましょう。
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