学校など、会社によっては強制的に受けさせられる人間ドック。
それは人間ドックを受けることによって体の異常を発見できるかもしれないからです。
人間ドックはある程度大人(35歳以上)の方が受けるようなイメージがあるかもしれませんが、人間ドックを受けるのに早いなんてことは決してありません。
20歳を越えているのであればいつからでも通うべきものです。
自分では大丈夫と思っていても、意外と病気にかかっていたなんてことはよくある話です。この際、一度人間ドックに行ってみてはいかかですか?
人間ドックとは?
人間ドックとは、病気であるかどうかは関係なく病院や診療所に赴き、身体の全身、または気になる部位の精密検査を受けて、異常がないかどうかをチェックする健康診断の一種です。
日本赤十字社医療センターによると、人間ドックには2つの目的があります。
1つは、病気を見つけ出すことです。
悪性腫瘍の初期にはほとんど何の症状もなく、自分が病気にかかっていることに気づきづらいです。
病気の早期発見によって、早めの治療を行うことができます。
もう一つの目的は、新たな病気の発症を予防することです。
人間ドックを行った段階では健康でも、これからどんな病気にかかるかはわかりません。
そうならないためにも、病気の予防を行う必要があるのです。
人間ドックの基本情報
- ・場所:病院、診療所
・項目:身体測定、心肺機能、視聴覚、X線検査、超音波検査、食堂・胃、血液、血清、尿/便検査、前立腺がん検査、乳房、子宮、凝固・線溶、脳・頸動脈、知能など
・料金:2万円~15万円ほど
MRIやCTを使用するかどうかによって大きく異なります。
・かかる日数:半日~1週間ほど
調べる項目が多くなれば多くなるほど、かかる日数も多くなります。
・結果:その日~1週間ほど
結果はすぐにわかるものもあれば、1週間後にわかるものまであります。
・異常なしの割合:約10人に1人
驚くことにほとんどの方が何かしろの異常を身体に抱えているということです。高コレステロールや肥満、肝機能異常などがほとんどのようです。
人間ドッグはいつでも受けれるので、1度20代のうちに受けておくことをおすすめします。
30歳以上になってから病気になると、治りにくいこともあるので、20代のうちに人間ドッグで万が一のために健康をチェックしておくことは大切です。
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