入社してしばらく経つけれど、なかなか上司から評価されず、モチベーションが上がらない、そんな人もいるのではないでしょうか。
上司も人間ですしそれぞれ好みもありますが、自分の頑張りに正当な評価を受けるためにはどうしたらよいのでしょうか。
上司の仕事の方針に沿う
あなたがいくら自分のやり方で仕事を頑張っても、上司の求める基準には達していないのかもしれません。
普段から上司に言われることをきちんと振り返ってみましょう。
いつも言われる内容から、上司が仕事に対して何を重視しているのかが見えてきませんか?
仕事の過程なのか、結果なのか、周りとの人間関係なのか、誰にでも仕事を進めていく上で重要視していくポイントがあります。
自分が成果重視の人間であっても、上司の指導内容が過程に関することなのであれば、無駄とは思いつつも上司の言うとおりの過程で仕事をしてみましょう。
自分には一見、無駄と思えることにもやれば何らかの成果があることも多いですし、自分の仕事のやり方と同様の経過をたどればそれだけで評価してくれる上司もいます。
人それぞれで仕事の進め方や価値観が違うのは当たり前ですが、上司の志向通りの仕事の進め方を参考にするのも一見の価値があります。何よりも上司のあなたを見る目が一気に変わる可能性もあるのでぜひ試してみて下さい。
目に見える成果を出す
一方では上司によっては成果がすべてと思っている人も多いです。
いくらあなたが頑張ったことや工夫したことを示しても、成果が出ていなければ評価をしてくれない上司も多いのではないでしょうか。
数値で表せるような明確な成果を出すことを仕事の目標にしてみましょう。
営業などでは数値は成果に表しやすいですが、数値では成果を表しにくい職種の場合でも報告などの際にできるだけ数字を用いるようにしましょう。
〇件の案件を処理した、〇人の対応をしたなど数字を報告の中に織り交ぜて行けばあなたの仕事量が上司にも自然に伝わり、上司の評価にも繋がるはずです。
自分の苦手分野を克服する
あなたは自分がこれだけ頑張っている、〇○の分野は得意だ、と自分にとってやりやすい事柄を中心に考えてはいませんか?
苦手な仕事や面倒な仕事はできるだけ触れないようにしていませんか?
あなたの苦手分野を克服すればあなたの総合的な仕事力も底上げされます。自分の苦手な部分は工夫して、克服するようにしましょう。
解決策がわからない場合などは、それこそ上司に相談をするとあなたが前向きに仕事に取り組もうとしていることが伝わって、評価にもつながるのではないでしょうか。
異動や転職を視野に入れる
あなたが上司に評価されないということは上司との相性が悪いか、今の職場環境があなたに合っていないのかもしれません。
上司との付き合いが一生続く体制なのであれば、社内で異動を希望してみましょう。
職場環境が変わって上司が変われば、一気にあなたの評価が変わることもあるかもしれません。
また、今の会社の仕事の体制や業界・職種が合っていないと感じるのであれば転職活動をしてみるのも一つの方法です。
自分にはどんな可能性あるのか探ってみるだけでも十分なので、キャリアカウンセリングを受けたり、どんな求人があるのかを探してみましょう。
これからの進路や転職活動について考えている人に人気の記事はこちらです。
『年収診断で今の適性年収が確認できるキャリア診断「MIIDAS」』