転職をしようとする時に、ほとんどの方は転職サイトを利用しています。
多くの方が転職サイトを利用している一方で、利用中または利用後に多くの方が損をしてしまっている可能性があります。
それは、「気をつける点を知らずに、“なんとなく”利用してしまっている」からです。
どんなツールであれ、ツールを最大限に利用するには、必ず気を付けなければならないことがいくつか存在します。
そこで、今回は転職サイトを使う上で意識しておくといい注意点を5つご紹介いたします。
意外と知らない5つの注意点
①転職サイトを複数利用
転職サイトを選ぶ際に気を付けてほしいこととしては、選択肢は一つではないということです。
サイトの使いやすさや、サイトの強みはそれぞれなので「有名だからとりあえずこのサイトでいいや」ではなく、複数のサイトを見て実際に利用してみて「なぜこのサイトを利用するのか」というのを人に説明できるくらいになりましょう。
まずは、大手転職サイトのDODAや
リクナビNEXTから利用してみて、転職サイトを使いこなしていきましょう。
また、現在人気が出ているキャリアコネクションもチェックしてみてください。
②自由記述欄をしっかり埋める
転職サイトを利用して、企業にエントリーする時に、サイトにもよりますが「自由記述欄」というものがあります。
「自由だから他の欄ほど力を入れなくていいや」と、高を括るのではなく、他の欄以上に「自由記述欄」には力を入れましょう。それは、「ほとんどの方が自由記述欄の部分は力を抜く」からです。
逆に言ってしまえば、自由記述欄とは他の人と差をつけられる部分ですので、しっかりと対策をしましょう。
③スカウトメールは本当の意味で“スカウト”ではない
転職サイトに登録をすると、スカウトメールを受け取ることがあります。
「スカウト」と言うと聞こえのいいものですが、スカウトメールの実態は大量に送られているダイレクトメールのようです。
「スカウトメールが送られてきたから応募したのに、落とされた」というようなことが起こりうるということを頭に入れておきましょう。
④求人広告の給与のほとんどは額面
転職サイトに載っている求人の広告は、特別な表記がない限りは「額面」です。
額面とは、基本給に諸手当を含んだ金額のことであり、そこからさらに住民税や社会保険料などが差し引かれます。
つまり、手取り(実際に貰える金額)は、額面の8割ほどだと考えておきましょう。
⑤わからないことは問い合わせor面接時に
転職サイトを利用していくと、サイトに記載されている情報だけではよくわからない、という事態が起こります。
そんな時に「わからないからそこまで(自分にとって)重要でない」と勝手に決めつけないで、わからないことがあったらすぐに聞くか、面接の時に面接官に質問をしましょう。
わからないまま採用までたどり着いてしまい、採用後に問題が発生してしまうと、採用された側同様、企業側も被害を被る可能性があります。
例え少しのわだかまりでも、臆することなく企業側にぶつけましょう。
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