転職をしようとしている方にお聞きします。
本当に転職をしたら、あなたの問題は解決するのでしょうか?
転職をする際には、様々な悩みがある方がいると思います。
- 自分の仕事にやりがいが感じられない
- 成長を感じることができない
- コミュニケーションが上手くいかない
- 思っていたのと違う
ですが、その悩みは本当に転職したら解消するのでしょうか?
今回は、転職をする前に知っておきたい、仕事に悩む人の共通点を紹介します。
理想が高くて現実と見合わない
仕事に悩む人の多くが、自分の理想と現実に差を感じている人です。
「本当はもっと華麗な、かっこいい仕事をしたいのに」
「もっと自分は能力があって、活躍できるはずなのに」
というように、自分と、仕事を美化すぎている可能性があります。
こういう人は、転職をする際にも仕事の理想を求めすぎて、失敗する危険性があります。
仕事を美化しすぎることなく、自分の実力が高まるまでは多少待ってみることも必要でしょう。
やりたいこととできることが混同している
また、自分がやっとやりたい仕事についたのになかなか活躍できないという人もいます。
その人は、おそらく自分のやりたいこと、できることを混同しているケースがあります。
自分がやりたいことなのに得意だと思っていても、なかなか成果はでません。
ですが、好きなこと、やりたいことなら努力の量、行動量で実力を磨くこともできるので、最低でも3年〜5年は働いてみた方がいいでしょう。
仕事のやりがいを待っている
仕事のやりがいを「待つ」こともやめましょう。
仕事のやりがいは「そこにあるもの」ではなく、「生まれるもの」です。
簡単な仕事、誰でもできる仕事にやりがいを感じる人もいるでしょうし、
普段やらない仕事にやりがいを感じる人もいるでしょう。
ですが、一番やりがいを感じるときは以下のようなものではないでしょうか。
「自分ができないことができるようになった」
「長い時間をかけて苦労した仕事の成果がやっと出た」
「成果を出したことを認められて、次の仕事をまかされた」
このように、やりがいを感じる仕事というのは、自分ができないこと、自分にとって難しいもの、レベルが高く感じることを努力して達成した瞬間です。
もしかしたら、あなたは長い時間をかけて成果を出す喜びを経験したことがない、もしくは自分が困難に感じたものを超えた経験がないかもしれません。
まずは今の仕事の壁を超えるまで、時間をかけてみてはいかがでしょうか。
自分の相性に合っていないことも
ですが、もちろん自分のできること、得意なこと、好きなこととあまりにも合っていない仕事は苦痛です。
まずは自分の悩みや、何に困っているのかを考え、相談もした上で無理だと感じたら相性の良い仕事に転職することも考えてみるといいでしょう。
注意しておきたいのは、「新しい仕事の理想を高めすぎないこと」です。
自分が重視した点をしっかりと見極めること、理想を見すぎないことで、適切な仕事を選べるようにしましょう。
やめる前に自分の立ち位置を冷静に見極めて、同じ失敗はしないようにしましょう。
自分で考えること、そして状態を客観的に見てくれる人に相談してもらうといいですね。
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(Photo by:Worried! by Alon, on Flickr)
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