最近良く聞く「ブラック企業」という言葉。
会話の中でもよく使ってしまいがちです。
しかし、そのうちのいくつが本当にブラック企業なのでしょうか?
なかには、甘えから自分の会社はブラックだと言っている人も少なくありません。
自分が甘えているだけなのか、本当にブラック企業なのか、しっかり確かめておく必要があります。
給料はしっかり支払われているか?
仕事をすればお金を貰うことは当たり前のことです。
しかしブラック企業は、うまく従業員を騙してお金を払わない方法を考えます。
最低賃金を確かめる
あなたの住まう都道府県の最低賃金はご存じでしょうか?
東京であれば、2014年10月1日より888円が最低賃金になっています。
ひと月に20日出勤し、勤務時間を8時間とすると、142,080円が最低月収となります。
毎日2時間残業ならば、+44,400円です。
自身の給料が最低賃金とどの程度の差異があるかをまず知っておきましょう。
給料の支払形態を確かめる
サラリーマンの給料は必ずその月の仕事した分を金銭で支払われます。
今月の分を何回かに分けるといった分割支払いや、金銭以外のもので払うといった現物支給がされていないでしょうか?
支払日が毎月バラバラになっていることはないでしょうか?
給料がしっかり支払われていると思える場合でも、内訳で怪しい場合もあります。
ボーナスや退職金は基本給がベースに計算するので、基本給+○○手当、といった形の支給になっている場合、それらをまともに支払う気はないという会社の気持ちの表れの可能性があります。
給料の支払いに対して疎かになっていたり、真摯的でなかったりする会社ならば、ブラック企業と言えるかもしれません。
休みはしっかり取れているか?
「24時間365日死ぬまで働け」という理念がとある会社でありましたが、人間は働くためだけに生きているわけではありません。
睡眠を取ることは非常に大事
睡眠が取れていないと、
- 病気にかかりやすくなる
- うつになりやすくなる
などの影響が大きく、睡眠時間が4時間以下の人は7時間の人に比べて死亡率が2倍とも言われています。
なにか物事を突き詰めようとなれば、寝る間も惜しむこともありますが、それは個人の自由です。
そもそも、健康でなければ良い仕事はできません。
休むことは自分のためだけではない
ブラック企業では、
- 家族が体調をくずしたので看病のため休みたい
- 大事な友人の結婚式だから休みたい
といったことを認めないことがしばしばあります。
そうなれば人間関係は悪化していき、家族や友人を失ってしまう場合もあります。
人間関係などの職場環境は問題ないか?
給料や勤務時間の条件がいくら良くても、精神的に苦痛を負わされるような会社はブラック企業です。
ハラスメント行為は以下の様なことがあげられます。
- 暴力行為
- 脅し・暴言
- 仲間はずれなどのいじめ
- できないとわかっている仕事を振る(過大要求)
- 見せしめのように雑用などしかさせない(過小要求)
- プライベートへの過度な干渉
これらによって苦しめてくることが当たり前になってしまっている会社は、どれだけ待遇が良くても改善されない限りブラックです。
危ないと思ったら転職しよう
ここまでで給料、勤務時間、職場環境を考えてきましたが、それらによって肉体や精神、生活が苦痛であれば転職を考えるべきです。
しかし「また同じような職場になってしまったら…」という不安もあります。
次の職場の待遇・環境はしっかりと調べておきましょう。
おすすめの転職サイトは「キャリコネ」
ブラック企業からの転職におすすめの転職サービスが「キャリコネ」です。
会社からの情報を掲載した転職サイトでは、書いてあることと実際のことが異なる可能性があり、また辛い職場にあたってしまうかもしれません。
キャリコネでは、会社からではなくユーザーからの評価が見られます。
年収や評判などの口コミを見られるだけでなく、転職時の面接内容などもユーザーの声として掲載してあるため、その企業のことを労働者視点で深く知ることができるため、労働環境を重視したい人にとってはとても最適な転職サービスです。
転職を考えている人はぜひ活用してみてくださいね。
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ブラック企業で働いていると、あなたの生活は辛くなってしまいます。
リアルな声を聞きながら、よりホワイトな企業に転職することを検討してみてください。
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