ここ数年ではブラック企業により心身ともに追い込まれている若手社員が増えています。
せっかく就職した会社がブラック企業では大変ですね。
ブラック企業に就職しないためにもその特徴から見分け方を考えてみましょう。
面接で募集要項と違うことを言われる
募集要項では給料が高額、残業がないように掲載されている場合でも、面接時に全く違う質問をされることがあります。例えば以下のようなケースです。
- 残業少なめと書かれていたのに、給料に30時間分の残業時間が含まれていると説明される
- 土日休みと書かれていたのに、土日出勤は可能か聞かれる
- 給料〇〇万円以上と書かれていたのに、出来高制だと知らされる
面接で募集要項と実際の勤務条件が異なることが予想される場合には実情はもっとかけ離れている場合もあります。
面接で何かおかしいと感じたらブラック企業の可能性もあるため、入社しない方が無難かもしれませんね。
他の社員の様子が全く分からない
企業情報や実際の職場訪問の際でも他の社員を全く見る機会がない場合には、どんな様子で社員が働いているのか全くわからないですよね。
職種上仕方のない場合もありますが、面接で実際の仕事内容や職場の雰囲気などを尋ねても言葉を濁したり、何かを隠されていると感じたりするようであれば少し疑ってみた方が良いでしょう。
入社時の説明や書類のやりとりがない
実際に入社した後に勤務時間や勤務条件についての説明や書面での公布等がない場合には、管理がきちんとされていない場合があります。
勤務時間の明示が曖昧である場合にはサービス残業が多い可能性も考えられますので、できればだいたいの残業時間の目安などを聞いてみましょう。
もし入社してから不信感が募るようでああれば早めに転職を検討した方がよいかもしれません。
タイムカードや休暇の管理がきちんとされていない
ブラック企業の特徴として勤務時間や有給休暇の管理がきちんとされていない場合があります。
管理がされていないということは際限なく残業させられていたり、権利が生じても有給休暇をきちんと取れなかったりする可能性があります。
入社した時にタイムカードがなかったり、自己申告制であったり、休暇管理表などがない場合にはブラック企業予備軍と考えた方がよさそうです。
若手社員の責任が大きすぎる
ブラック企業で若手社員が多くの残業を強いられてしまうのは、抱える仕事量や責任の量が多すぎるからです。
相談にのる、仕事の進行状況を管理する上司がいない場合には、何かがあってもすべて自分の責任になってしまう場合があります。
入社した時に上司は誰なのか、不明点は誰に聞くのかをきちんと確認しましょう。
仕事の進め方や承認の流れなどを確認して、自分がすべての責任を負わないように気を付けて下さい。
また、若手社員の責任のすべてを押し付けるような会社は長くいればいるほどどんどん不利な立場に追いやられてしまう可能性もあります。
あまりにもブラック度が高い場合には早めの転職を検討しましょう
入社してから気づいたら早めの転職を検討しよう
いくらブラック企業の特徴を知っていても入社してから気づいてしまうこともたくさんあるでしょう。
その場合には入社したばかりだからと躊躇せずに、すぐに転職活動をするようにしましょう。
あなたが居心地良くは働くことができる会社はきっと他にあるはずです。
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